2010年4月30日金曜日

二人の昭和の名レスラーの死

今日は、ボクシングW世界戦。
どのような結果になるか楽しみだが、
書こうと、思っていたが書くチャンスがなかったので
そのことを。
今月二人の名レスラーがこの世を去ってしまった。
一人目は荒法師ジン キニスキー。
NWA世界チャンピオンでジャイアント馬場を最も
苦しめたうちの一人。
今見ても大阪球場での時間切れ引き分けは、
すさましい迫力。
ジャイアント馬場が生涯のベストバウトと語り、
最も男らしい選手といったほどの選手。
ジャイアント馬場引退記念試合でのリングに上がった三人の選手のうち
一人だけ頑固なレスラーの雰囲気を持っていた。
これでこの時代の生き残りはブルーノサンマルチノ、デストロイヤー、
バーンガニア、マットドッグバッション、キラーカールコックス、ファンクス兄弟位か。
実に残念と思っていたときに二人目の訃報記事が。
一匹狼として活躍しカルガリー地区で新日本留学生の面倒を見た、
ミスターヒトの死。
現役時代のDVDを不滅の国際試合で見たが周りを引き立てることの
できる選手。
最大の功績はWWFチャンピオンになった、ブレッドハートを育てたこと。
そして馳浩を初め新日本を語る上ではずせない選手を育てたこと。
ボーイズはボーイズという本の中で
日本に来たブレッドが大阪でお好み焼きを経営している
ヒトを訪ねる際安達先生に会いに行くと語った文を目にしたが
何年たっても師弟関係の絆を感じた。
今プロレス業界は不況の真っ只中だが
黄金時代を主役として、もしくは脇役として築いた
二人の死は余計に寂しく感じられる。
合掌。

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